大家の皆様は、セミナーや大家の会、本、新聞etcで
日々、大家として切磋琢磨されているかと思います。

大家の学校と言えるものは多くはなく、『独学でここまできた』という
大家もたくさんいらっしゃることでしょう。

不動産を経営・運用をする際、覚える知識や情報は膨大にあり、
その取捨選択も難しいものです。

そこでおすすめしたいのが「賃貸不動産経営管理士」の取得です。

賃貸不動産経営管理士は賃貸不動産の経営や管理、設備に関する幅広い知識を網羅しているので、
特に自主管理をされている大家は一通り学んでおくことで、
適切な判断の目安や修繕などに関わる業者とのスムーズなやり取りに大いに役立つことでしょう。

今改めて、大家としての管理の知識の土台・基礎を盤石にしませんか?

今回は賃貸不動産経営管理士についてお伝えいたします。
賃貸不動産経営管理士(賃貸不動産における専門家の資格) (chintaikanrishi.jp)

2023/9/14

賃貸不動産経営管理士とは?
賃貸不動産経営管理士は、主にアパートや賃貸マンションなどの
賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家です。
今後の賃貸住宅業界の適正化を担うスペシャリストとして、
2021年4月より国家資格となりました。

賃貸不動産経営管理士はオーナーと入居者に対して公正に業務を遂行する立場ではありますが、
オーナー自身が資格を取得すれば、賃貸管理に関する幅広い知識が身に付き、
安心して賃貸経営を続けるための心強い支えとなります。

■大家に「賃貸不動産経営管理士」の国家資格は必要?
大家業を行うにあたって必ず取得しなければならないわけではございませんが、
資格を持っていることで、管理会社や修繕などに関わる業者はもちろん、
入居者にも「この人はしっかりとした知識を持っている方だ」と
一目を置かれることは間違いなしです。
また、資格を取れるだけの「賃貸住宅管理に関する知識」を得ることで以下のメリットがあります。

1.空室対策に対しての、適切な手段が思い浮かぶようになる
空室対策と一言で言っても、その手段は様々。
全てを管理会社に任せていても、解決に至らないことが多いでしょう。
知識は行動するための指標になります。

2.リスク管理ができる
自分の大切な商品や資産である「物件」はどのように管理されているのか。
また、どんな法令があるか。
これを知っていると知らないとでは、リスクが大きく異なり、
気付いたら法律違反をおかしているなんてことも「防衛」することができます。

3.入居者の要望に適切にこたえることができる
設備関係や民法の知識も学ぶことができるので、クレームやトラブル対応にも役立ちます。
近年の入居者はインターネットを通じて、あらゆる知識をつけているため
それに対抗するため、大家も知識をつけましょう。
特に、民法改正については適切な知識をつけないと
入居者の信頼を失い、退去リスクが高まる可能性がありますので注意が必要です。

4.管理会社や修繕などに関わる業者と対等に話すことができる
選択肢が多い分、自分の物件に対して費用対効果の高いものを
選ぶことはとても難しいです。
さらに管理会社や修繕などに関わる業者に対して、こちらから提案や相談をしないと
最適な提案や商品が出てこないことも多々あります。
同じフィールドで話し合うことで、よりよいビジネスを成立することができます。

学び直しにはもちろん、賃貸住宅管理の知識を有することの
証明書代わりにも役立てることができます。
また、これから大家になるという後継者候補の方にもぜひ、おすすめしていただきたいです。
受験申込の締切は9/28(木)となるため、受験をご検討されている方は、お早めにお申込みください。


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試験日時:令和5年11月19日(日)13:00 ~ 15:00(120分間)試験の実施は年1回。
試験会場:北海道、岩手、宮城、福島、群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、長野、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、奈良、京都、大阪、兵庫、島根、岡山、広島、山口、香川、愛媛、福岡、熊本、長崎、大分、鹿児島、沖縄(全国35地域)
受験料:12,000円
出題形式:四肢択一、50問

受験申込締切:令和5年9月28日(木)
お申込の際にアンケートがございます。
資格を知ったきっかけに「TsuNaGu8」にチェックをいただけますと幸いです。
(公式HPからのお申込みはこちら)

試験に関するお問い合わせ先
一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会 受付センター
TEL 0476-33-6660

 

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